今思い返してみると、元々2期生加入に伴って好きになったメンバーは特にいませんでした。
もちろん、今これだけ大好きで、推している寺田蘭世さんについても、
「響きのいい素敵な名前だな」
「齋藤飛鳥に似てるって言われて応募したって?確かにちょっと似てるかも」
ぐらいのもん。
そんなふんわりとした印象しか持っておらず、
乃木坂工事中でずっと独身でいそうな人グランプリに輝いた時、
「気が強くて怖い」みたいなイメージが定着して、蘭世=怖い、強いみたいなマイナスなイメージがこべりついている人もいるかもしれませんね。
父親との微笑ましいエピソード
でも、その企画のちょっと前の乃木中で、自分の中で蘭世が急上昇したあるエピソードトークが披露されていました。
それが、父親へのプレゼントのお話。
靴下プレゼントして、トイレで泣いたお父さん。そのことを知って泣いた蘭世。
これを見たとき、
「ああ、蘭世は親と仲が良いんだな、愛されて育ってきたんだろうな」
と感じました。
お父様の行動も、言い方が失礼かもしれませんが。
とても可愛らしくて、
蘭世からもらったプレゼントが本当に嬉しかったであろうことが物凄く伝わってきました。
そんな事実を知って自然と涙が溢れて来る蘭世も、父親のことが大好きで、大切に想っていることが表れていたと思います。
年頃の女子なのに、父親と、家族と良好な関係を築けていることに、心を打たれました
寺田蘭世は家族とのエピソードが非常に多い
父親にとどまらず、寺田蘭世は家族とのエピソードが豊富で。
弟の信号機の話だとか、妹に番組の賞品ででかいぬいぐるみを持ってっただとか、家族の仲が本当にいいことが随所から感じられるメンバーでした。
わざわざ家族会議を開くということ
ファンの間でも有名な、寺田家独自の……
お茶を「チャッス」
ポテチを「ポトポトポットス」
ヘアゴムを「チョンチョロリン」
という呼び方。
これらが家族会議の結果、使用禁止になったというエピソードも、
やはり家族の仲が良くなければ一連の流れは生まれなかったでしょう。
(呼んでいるのはともかく、蘭世が一方的に禁止にしたんじゃなくて家族会議で決めた辺りめちゃくちゃ仲良さそう)
家族会議っていうと、さゆりんご軍団の「何度目の軍団か?」でも、
「このままじゃいけないと 家族会議していたんだ」
って蘭世パートがあります。
家族で、父と母と娘・息子が相談し合える関係性であることが、よく分かりますね。
ふとした時に表れる人の良さ
もう一点、割と最近ですが、乃木坂工事中で設楽軍ご褒美爆買いツアーのロケの最後にも、蘭世の人の良さが表れています。
このロケでは最後に一緒に回ったグループの中からガラポンで当たりを引いたメンバーだけが家電を買ってもらえるというもの。
蘭世のグループは、樋口、向井、岩本という4人。当たりは2つ。
樋口、向井と順に回し、向井が見事に当たりを引きました。
その時、向井に対して天使みたいな柔らかい表情で微笑みかけて祝福している姿を見て
「ああ、蘭世ってめちゃくちゃ性格良いんだろうな」
とキモオタ的に勝手に思ってしまいました。
自分に不利益が生じたのに、祝福できるということ
っていうのも、向井がガラポンを回す直前に、設楽さんが「これで向井が外したら、2人(蘭世とれんたん)とも当たりだね」ってことを伝えていて、それを岩本と喜んでいたんですよね
だから、向井が外せば当たりが確定するっていう状況下で、当たりを「引かれてしまった」と言い換えられるわけです。
少しぐらい残念そうな顔や、悔しそうな表情が垣間見えてもおかしくない状況でした。
にもかかわらず、内心はどうあれ、柔らかい表情で本当に祝福しているように見える姿に感銘を受けてしまいました。
その後、残り蘭世か岩本のどちらかが当たりという状況になり…
先に回すことになったれんたんが、見事当たりを引きます。
ここでも、蘭世は笑顔で祝福。
当たり外れ関係なく「自分だけガラポンを回せなかった」=「自分の撮れ高が少なかった」ということになるわけで。
グループのアイドルとして大きな損失になってしまいます。
普通、負の感情が表に出てきそうなものですが、そんな素振りは一切見せていませんでした。
「だからなんだよ」、「マイナスな感情を表に出さないだろ」と思う人もいるかもしれません。
確かに、そんなあからさまに負の感情を表に出すことはないでしょう。
でも、負の感情が本当に「一切見えなかった。
勝手な推測ですが、多分蘭世の感情的には「当たって良かったね」という祝福の感情が先に出てきているんじゃないかなと思いました。
負の感情があるんだとしたら、その後、湧いてきてそう。分からんけど。
なんの分析だよ。誰だよ。って感じですが、分析の正否はともかく彼女の人の良さがよく表れているシーンだと思います。
漫画「ドラえもん」でしずちゃんのパパは、のび太のことをこう評しています。
「人の幸せを願い、人の不幸を悲しめる人」だと。
蘭世はまさにそういう人間像なんじゃないかなと思っています。
事実はどうあれ、アイドルとしてファンにそう見せられれば素晴らしいですよね。
後輩のブログなんかにも名前がよく挙がる
蘭世は、普段からよく後輩のブログなどなどで名前が登場します。
服をくれただとか、励ましの声をかけてくれただとか、
そういう「良い先輩」エピソードがよく他メンバーのブログとかで出ているんです。
普段から後輩の面倒見がいいことも伝わってきます。
結局、こういう他人を祝福できることとか、面倒見がいいことって、
おそらく家族の仲の良さも深く関係してるだろうなと思いまして…
彼女が愛されて育てられてきたんだろうな、と思わさせられるわけです。
卒業報告ブログにも表れている両親への思い
昨日、2021年9月17日に投稿された、寺田蘭世本人からの卒業報告ブログでもこうあります。
でも、今の私があるのは
ママ、パパのお陰。こんなに素敵に産んでくれてありがとう。
お陰で沢山の素敵な経験と素敵な人に出逢えました。この中身も見た目もママとパパそっくりで
2人に似てるなーって感じられたとき
愛おしく思う瞬間があります。2人に似たからこそどんな事があっても
自分らしく居たかったのかもしれません。優しく、自由でもありあたたかさがある
人としてとても尊敬できる最高の2人です。
本当に大好きで私の自慢であり誇りです。
これからはもっと幸せにしてあげるので
宜しくー。☺️✨
引用元:https://blog.nogizaka46.com/ranze.terada/2021/09/063142.php
いくら卒業ブログだからといって、本当に思っていなければこんな文章スラスラ書けません。
多分、蘭世がブログに書いたこの気持ちは本物で、本当に両親に感謝して、大好きで、尊敬しているんだろうということが伝わってきます。
蘭世のこんなところに、いやというほど惹かれてしまう。
不遇の2期
不遇の2期と呼ばれる2期生がまた1人、卒業します。
これで4人。寂しすぎる。
坂道史上でも相当な不遇であることは、誰の目から見ても明らかな2期生。
2013年加入当初は、研究生扱いで正式メンバーですらあらず。
堀、北野、新内、相良と順に正式に昇格したものの、他の2期生は2015年2月まで研究生という名の飼い殺し。
その間に、3人が昇格せず活動辞退をしてしまいました。
正式メンバー昇格後も大半がアンダー漬け。
乃木坂46の2期生は加入当時の研究生が13人いましたが、選抜を経験したことがある人数はわずか7人。
しかも、その内
という少なさ。
北野は回数こそ2期生比では多い(9回)けど、選抜とアンダーを行ったり来たりで超不安定。
なので、選抜に完全に定着している(いた)のは、
あれだけ地上波出まくって帯番組まで持ってる山崎玲奈やビジュアル最強とも呼ばれた佐々木琴子をはじめとして、13人中6人が選抜未経験者。
ヤバいでしょ。(れなちはもはや忙し過ぎて選抜に入れないかもしれん)
"選抜の蘭世"がもっと見たかった
特に蘭世は、握手等々の観点から見ても選抜常連でも何らおかしくない人気をキープしていたメンバーです。
でも、選抜たったの2回。
その2回が「インフルエンサー」と「シンクロニシティ」という、
もちろん偶然でしょうけれど面白いデータですね。
センターはユニット含め5回という史上最多の回数ですが、
もっと選抜で見たかったという感情を持っている蘭世推しの方が大半だと思います。
もちろん、決めるのは運営の人たちで、色々な事情や背景があって選んでいるはずです。
それに対して文句を言ったり、批判したりする気はありません。
ただ、
一人の乃木坂46ファン
寺田蘭世ファン
そして2期生ファンとして
もう少し蘭世を選抜で見たかったな、と思ってしまうわけです。
ご卒業おめでとうございます
何はともあれ、寺田蘭世さん、ご卒業おめでとうございます。
まだ卒業まで時間はあるとは思いますが、本当に大好きなメンバーです。
写真集発売も控えています。
みんな、買いましょう。
アクセサリーなどほぼほぼ私物だそうですよ。
少し前にブログに投稿したさゆりんご軍団も、これで現役メンバーは0人か。
さゆりんご卒業企画で見えた「松村沙友里の凄さ」 - レビュー的なものを書くブログ
ある意味、乃木坂46一時代の終焉だなぁ。
少し前から急速に世代交代を進めている感じがするけど、
まさにその世代交代の瞬間を目の当たりにしてる感。
これで乃木坂から離れたりすることはありませんけど、やっぱり寂しいな。
なんていう、キモオタブログでした。
こんなの最後まで読んでくれた人はすごい。
せっかくなのでコメントしてくれると嬉しいです。
また次回。