ども。
皆さん、レスレリアーナのアトリエ、失礼。
レスレリアーナのアトリエ ~忘れられた錬金術と極夜の解放者~
してますか?
画像引用元:https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.koeitecmo.resleriana&hl=ja
なんやかんや結構遊んでいるので、従来のシリーズファン目線からの印象を語りたいと思います。
A25に相当する本編の新作である
本作、発表時はシリーズファンたちの間で結構な物議を醸したタイトルです。
新作発表がまさかスマホゲームとは予想してませんでしたからね。
しかも、このレスレリアーナのアトリエ(以下レスレリ)、
まさかまさかの「A25」なんですよ。
(アトリエは本編シリーズナンバリングをA○○と表記する。シリーズ関係なく確認できる通し番号的なもの。例えばライザがA21,A22とA24。A23にソフィー2が挟まっている。)
正直な話、かなりの抵抗を覚えた人もいたかと思います。
こんなの求めてないよ、的な。
自分はそこまで強く抱かなかったものの、
なんか違うな、という印象は受けました。
そもそもアトリエのスマホゲーはぶっちゃけおもしろくn……
https://x.com/ao_forest/status/1047381330814627847?s=20
https://x.com/ao_forest/status/1047381330814627847?s=20
アトリエのスマホゲーって実は初めての試みではありません。
2014年には、当時ヒットを記録したアーランドシリーズをベースとしつつ、黄昏・ソフィーのキャラも登場する
「アトリエクエストボード」(2014年10月17日リリース)がリリース。
そしてその4年後には、オリジナルキャラで構成される
「アトリエオンライン 〜ブレセイルの錬金術士〜」(2018年10月3日リリース)
という、2作品が存在していました。
しかし、
アトリエクエストボードは2020年2月12日に、
アトリエオンラインは2022年3月31日に、
それぞれサービスを終了しています。
いずれも細々とサービスが続いていたというイメージです。
両方とも遊んでいたことがありますが、ぶっちゃけた話あんま面白くはありませんでした。というより、パッとしなかった感じ。(ファンの人がいたらごめんなさい)
当然不安が先行する
そんな経緯を知っているからこそ、アトリエのスマホゲーは嫌な予感しかしません。
またアトリエっぽいことをスマホでちまちまやらされるのではないか。
中途半端なクオリティなんじゃないか。
などなど、不安が勝ります。期待は正直ほぼゼロに等しかったです。
まさかのオールスター系作品
そんな中、発表からしばらくして、レスレリの新たな情報をXで見かけました。
なんと、ロロナやシャリステラ、ソフィーら歴代錬金術士たちがいるではありませんか。
この時は、喜びとかではなく
「え、ネルケ的な感じなん?」
ってなりましたね。
未だに「本編なのに……?」という感情はぶっちゃけ残っています。
歴代キャラが動く嬉しさがあるのもまた事実
ますます「なんか違くない?」って感情が出てきていましたが、
いざ実際にリリース日にプレイをスタートしてみると、普通に楽しんでいる自分がいる。
結局のところ、これまでプレイしてきたアトリエのキャラたちが最新作で登場してわちゃわちゃする姿、喋る姿、3Dモデルが動いている様子は、なかなか嬉しいものです。
クーデリアやメルルあたりがヌルヌル動いていて嬉しい。
なにより黄昏キャラたちがまた動いて、戦闘して、調合している姿たまらんな。
ゲーム性もちゃんと”アトリエ”してる感あり
キャラたちもそうなんですけど、一番大事なのはこれだと思います。
レスレリアーナのアトリエは、スマホレベルでしっかりと”アトリエ”しているんですよね。
アトリエらしい戦術性のある戦闘
例えば戦闘システム。コマンド形式のバトルで、崩壊スターレイルに似ている感じ。
通常攻撃orスキルorアイテムを巧みに使い、行動順をコントロール。
必殺技的なバーストスキルやバフターンを狙いつつ、デバフのかかるターンを敵に渡すみたいな、シンプルながらも戦術性もある戦闘システムに落とし込まれています。
基本、通常攻撃するかスキルを使うかの2択なんですけど、ターンごとにバフ等々があるおかげで適正難易度以上のバトルの際は脳死プレイがしにくくなっている印象です。
なんていうか、ただのターン性バトルではないのが”アトリエっぽい”感じがします。
シンプルながらも奥深さもある調合
アトリエシリーズの核となると言っていいであろう調合要素。
A25の本作でももちろん存在しています。
従来であれば素材を選び、投入順の調整やスキル等を駆使してアイテムを調合していました。
本作では複数のキャラクター(継承スキル)を選び、最後に素材として使うアイテムを1つ選ぶという形式。
さすがに他作品よりはシンプルですが、チョイスする錬金術士とアイテムの組み合わせ次第では性能が全く異なる武器や戦闘アイテムが完成します。
こちらもアトリエらしいですね。
戦闘同様、スマホレベルでしっかりと調合システムを楽しませてくれるな、と感じました。あくまでスマホレベル、でね。さすがに他ナンバリングには劣ります。
美麗なグラフィックで動くキャラたち
アトリエはシステム面が楽しいという魅力の持ち主ですが、キャラクターたちも個性豊か。
どのタイトルでも、カッコいい・カワイイ・面白いキャラたちがプレイヤーを楽しませてくれます。
本作はスマホゲーとしてはかなり高グラフィック。
3Dモデルのキャラたちがいきいきと動いてくれます。
例えばコレ。
youtu.be公式YouTubeチャンネルで各キャラのPVなどが公開されていますが、どれも実際にプレイしている際に見られる映像です。
戦闘時のスキルアニメーションは結構派手で、各キャラ専用モーションばかりなので見ていて飽きません。
また、調合時は新キャラ+歴代キャラたちがみんなで楽しそうにアイテムを製作する様子を見ることが可能。
わちゃわちゃしてて見ていて癒されます。
某エンジン搭載してね?
画像引用元:https://store.steampowered.com/app/2586520/_/
あとまあこれはどうでもいいことなんですが、レスレリやってると某格闘ゲームで有名な「やわらかエンジン」を搭載しているような挙動を見かけます。
というか、調べてみたところこのゲーム「ガスト×Team NINJA×アカツキゲームス」なんですね。じゃあもう確定じゃん。
好みが分かれるところとは思いますが、たまにすごい動きするので思わず笑っちゃいます。DOAを感じたい人にもおすすめだな!
ちょっと気になる部分
ここまで良い面について触れてきましたが、気になる部分もあります。
くーちゃんの声優が変わっている
youtu.beまず個人的にビッグでショックだったのが、ロロナ・トトリのアトリエでおなじみのくーちゃんことクーデリア・フォン・フォイエルバッハの声優がサイレント変更されていたことです。
もともとは喜多村英梨さんだったはずですが、レスレリになって柴田芽衣さんへ変更されています。↑の動画のサムネに書いてありますね。
これは決して柴田芽衣さんの声が嫌だとか、変だとか言っているわけではありません。
変わってるのがさみしいっていうだけの、まあ厄介な意見です。
声自体はとてもくーちゃんっぽく、見事に演技してくださっているなと思います。ありがとうございます。
とはいえこの事実をプレイし始めてから知った(気づいた)ので、びっくりしました。
アーランドシリーズではくーちゃんが一番好きなキャラクターだったのでなおさらそのさみしさは強い。でも
重い
デバイスにもよりますけど重いです。普通に。
Galaxy Z Flip 5だと発熱えぐい。
iPad Pro 12.9インチ(M1)だと最高設定でもぬるぬるですが、いちいちロード画面が挟まるのがテンポ悪しですね。
Steam版もいずれ配信予定なのでそれを待ってます。
普通のアトリエがやりたくなる
本末転倒かもしれませんが、レスレリアーナのアトリエを遊んでいるとほかのアトリエ、あえてこういう表現を使いますが、普通のアトリエがやりたくなります。
特に調合は、そこそこできてるとはいえスマホレベルなんですよね。
従来のアトリエ作品であれば1つのアイテムを作るのに試行錯誤して1時間とか経つことがありますけど、レスレリでそれはないし……。
なんだかんだ良作な気はする
つらつらとまとまりのない文を書いてしまいましたが、まあ普通に面白いとは思います。
近年のスマホゲーと同水準かそれ以上の高グラフィックで新キャラや歴代キャラがヌルヌル動く姿は、まあうれしいよね。
ガチャゲーなのがアレですけど、アトリエファンでない方にも勧められる。
特にかわいい女の子キャラが登場するオタクゲームを求めている人にもおすすめですよ。
という感じ。
今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。
ぜひほかのアトリエ関連記事もご覧いただければうれしいです。
revtlier.hatenablog.comrevtlier.hatenablog.com
ではまた次回。