レビュー的なものを書くブログ

とにかくレビュー的なものを綴ります。おそらく本、ゲーム辺りが多くなるのかな。完全に自己満なブログなので、内容はあしからず。1週間に1回くらい更新できたらいいな(願望)。ネタバレは極力しないように意識しています。※当サイトはAmazonアソシエイトリンクを使用しています。

『忘れられた巨人』を読んでいると自分も霧の中にいるかのような錯覚に陥る

ども。

私は日本の小説よりも海外の小説(翻訳されたもの)を読むのが好きです。

別に海外かぶれとかじゃなくて、中世ヨーロッパとかそっち系のファンタジックな世界観・設定が好物なもので、海外小説が好きになるのはある種自然な流れかなと思います。

今回極めて雑に紹介するのは『忘れられた巨人』という、カズオ・イシグロによるイギリスの作品になります。

忘れられた巨人

新品価格
¥970から
(2023/10/12 16:34時点)

 

こちらの本、当時乃木坂46のメンバーで、推しメンだった鈴木絢音さんがお気に入りの本だからという、極めて不純な動機で読み始めました。

鈴木絢音スレでは救いがなくて読むのしんどかったみたいな感想が見られたりと、結構気になっていた作品です。

 

本作は記憶をあいまいにする「霧」のようなものが世界設定の根幹を成しておりまして、読んでいてその「霧」に包まれているかのような錯覚に陥ってしまいました。

おそらく、時系列の移り変わりがはっきりと明示されず、

気付いたら過去、気付いたら現在、知らぬ間に別人物視点になったりするからだとは思うんですが、

この「自分が今何を(どんなシーンを)読んでいるのかが分からなくなる」という、

まさに『霧』の中にいるかのような感覚を味わえる作品になっています。

ラストシーンはいろいろと考察されています。

というか、世界中で議論されているトピックになっているようです。

ネタバレになるので詳しくは書きませんが、個人的に1つしっくりと来る説を見かけました。

下記noteで見られるので、読了済で気になる方はご覧あれ。

忘れられた巨人

新品価格
¥970から
(2023/10/12 16:34時点)

MacBook Airを2週間で2台買うハメになった

ども。

つい最近、2019年の春に買ったMacBook Pro(Mid 2018)から、M1のMacBook Airに買い替えました。

これまで使っていたMacBook Proは15インチモデルでメモリ16GB、ストレージ512GB、カスタムしない場合の最上位機種だったんですが、今回買い替えたM1 MacBook Airは13インチ、256GB、メモリ8GBの基本モデル(っていうのか?)です。

M1になって相当性能が上がったということと、そもそもProレベルのスペックを必要としていないことが決め手でした。

 

重い作業といえばちょろっと趣味レベルで動画編集をするぐらい。8GBのAirでも4K動画編集でもしない限り、何の問題もなく軽快って情報も結構みかけましたので。

実際、フルHDの動画編集であれば何ら苦労ありません。

というか、2018モデルのMacBook Proよりレンダリングが明らかに早いです。あとめっちゃ静か。RAM8GBなのに。

そして15インチ、でかくでウザい。持ち運ぶのがめんどい。重い。正直嫌いになってまして、もう13インチしか選択肢にありませんでした。

って、スペック面はさまざまなブログで紹介されているのでそちらをぜひご確認ください。

 

今回はUKキーボードは使いにくいって話が主題なんです。

  • 安かったからUKレイアウトのキーボードにした
  • ライティングには適さないなと感じました
    • 私はライター
      • Macキーボードの英数日本語モード切り替えは最高
    • UKレイアウトは使いにくいんです
    • 使いにくい理由
    • 細かい違いもあるので注意しよう
  • 結局JIS配列のMacBook Airを買いました
  • 使いやすい人ももちろんいると思います
    • ひでえ文
続きを読む

『戸崎さんは僕にだけ冷たい』は初心な高校生の恋愛マンガ

ども。

今回は最近気になっているというかお気に入りの『戸崎さんは僕にだけ冷たい』というマンガを極めて雑に紹介いたします。

[:contents]

微笑ましくもどかしい

画像引用元:戸崎さんは僕にだけ冷たい - Webで漫画が無料で読める!コミックNewtype

本作は、いわゆるすれ違い系ラブコメ漫画。って、上のバナー画像に書いてありますね。

お互いがお互いに「自分は相手に嫌われている(よく思われていない)」と勘違いしています。

特に戸崎さんは、主人公の健二郎と対面すると緊張からつい冷たくそっけない態度をとってしまう悪循環に陥っている状況。そりゃ勘違いしても仕方ない。

鈍感系主人公とはちょっと違うテイスト

ヒロインの気持ちに気が付かない鈍感系主人公には、イライラさせられるパターンも少なくありません。

しかし本作は「勘違いしてしまう明確な理由」がしっかりと描かれているのでそういったことは少ないので安心かな。

2人を取り囲むキャラもいい奴ら

本作には、ラブコメにおける定番、主人公の親友ポジションで有能キャラ(男)、

ヒロインのライバルとなる幼馴染転校生(女)も登場します。

幼馴染はかつて健二郎の告白を断ったこともあるという、戸崎さんからしたら穏やかじゃない経歴の持ち主。

この2人もなかなかいい奴らでして、物語をいい感じに盛り上げつつ、いい意味でかき乱す……というか動かしてくれます。

見守ってあげたくなる作品

本当は両想いで好き合っているのに、絶妙にすれ違う両者のさま。

それでも友人の協力なんかもあって、ほんの少しずつ、でも着実に距離を縮めていくさま。

そんな初心で可愛らしい恋愛を”見守りたい”人はぜひ読んでみてください。

心中描写がいい

主人公目線だけでなくヒロイン目線、さらには取り囲む友人・幼馴染の心中描写もされているので、お互いにどう思い合っているのか、どんな思惑でみんなが立ち回っているのかまで楽しめますよ。

 

無料で読めます

本記事投稿時点でまだ6話。しかも、コミックNewtype(下記リンク)から無料で全話読めます。アフィリンクではありません。

comic.webnewtype.com

 

まだまだ物語は始まったばかり。

戸崎さんたちを取り囲む恋愛模様を、みんなで見守りましょう。

戸崎さんは僕にだけ冷たい (1) (角川コミックス・エース)

新品価格
¥748から
(2024/2/8 10:25時点)

今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。

ではまた次回。

既存ファンから見た"レスレリアーナのアトリエ"〜想像以上にアトリエしている

ども。

皆さん、レスレリアーナのアトリエ、失礼。

レスレリアーナのアトリエ ~忘れられた錬金術と極夜の解放者~

してますか?

https://play-lh.googleusercontent.com/_Vjs90_DiH5iX6L1dg1IkQJR8eXabh62ut1pF7etUm9ss2NTJbUbHWr4G1CPDOG2wA=w2560-h1440

画像引用元:https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.koeitecmo.resleriana&hl=ja

なんやかんや結構遊んでいるので、従来のシリーズファン目線からの印象を語りたいと思います。

 

A25に相当する本編の新作である

本作、発表時はシリーズファンたちの間で結構な物議を醸したタイトルです。

新作発表がまさかスマホゲームとは予想してませんでしたからね。

しかも、このレスレリアーナのアトリエ(以下レスレリ)、

まさかまさかの「A25」なんですよ。

(アトリエは本編シリーズナンバリングをA○○と表記する。シリーズ関係なく確認できる通し番号的なもの。例えばライザがA21,A22とA24。A23にソフィー2が挟まっている。)

正直な話、かなりの抵抗を覚えた人もいたかと思います。

こんなの求めてないよ、的な。

自分はそこまで強く抱かなかったものの、

なんか違うな、という印象は受けました。

 

そもそもアトリエのスマホゲーはぶっちゃけおもしろくn……

https://x.com/ao_forest/status/1047381330814627847?s=20

https://x.com/ao_forest/status/1047381330814627847?s=20

アトリエのスマホゲーって実は初めての試みではありません。

2014年には、当時ヒットを記録したアーランドシリーズをベースとしつつ、黄昏・ソフィーのキャラも登場する

「アトリエクエストボード」2014年10月17日リリース)がリリース。

そしてその4年後には、オリジナルキャラで構成される

「アトリエオンライン 〜ブレセイルの錬金術士〜」(2018年10月3日リリース)

という、2作品が存在していました。

しかし、

アトリエクエストボードは2020年2月12日に、

アトリエオンラインは2022年3月31日に、

それぞれサービスを終了しています。

いずれも細々とサービスが続いていたというイメージです。

両方とも遊んでいたことがありますが、ぶっちゃけた話あんま面白くはありませんでした。というより、パッとしなかった感じ。(ファンの人がいたらごめんなさい)

当然不安が先行する

そんな経緯を知っているからこそ、アトリエのスマホゲーは嫌な予感しかしません。

またアトリエっぽいことをスマホでちまちまやらされるのではないか。

中途半端なクオリティなんじゃないか。

などなど、不安が勝ります。期待は正直ほぼゼロに等しかったです。

まさかのオールスター系作品

画像引用元:https://store.steampowered.com/app/2586520/_/

そんな中、発表からしばらくして、レスレリの新たな情報をXで見かけました。

なんと、ロロナやシャリステラ、ソフィーら歴代錬金術士たちがいるではありませんか。

この時は、喜びとかではなく

「え、ネルケ的な感じなん?」

ってなりましたね。

未だに「本編なのに……?」という感情はぶっちゃけ残っています。

歴代キャラが動く嬉しさがあるのもまた事実

ますます「なんか違くない?」って感情が出てきていましたが、

いざ実際にリリース日にプレイをスタートしてみると、普通に楽しんでいる自分がいる。

結局のところ、これまでプレイしてきたアトリエのキャラたちが最新作で登場してわちゃわちゃする姿、喋る姿、3Dモデルが動いている様子は、なかなか嬉しいものです。

クーデリアやメルルあたりがヌルヌル動いていて嬉しい。

なにより黄昏キャラたちがまた動いて、戦闘して、調合している姿たまらんな。

 

ゲーム性もちゃんと”アトリエ”してる感あり

キャラたちもそうなんですけど、一番大事なのはこれだと思います。

レスレリアーナのアトリエは、スマホレベルでしっかりと”アトリエ”しているんですよね。

アトリエらしい戦術性のある戦闘

画像引用元:https://store.steampowered.com/app/2586520/_/

例えば戦闘システム。コマンド形式のバトルで、崩壊スターレイルに似ている感じ。

通常攻撃orスキルorアイテムを巧みに使い、行動順をコントロール

必殺技的なバーストスキルやバフターンを狙いつつ、デバフのかかるターンを敵に渡すみたいな、シンプルながらも戦術性もある戦闘システムに落とし込まれています。

基本、通常攻撃するかスキルを使うかの2択なんですけど、ターンごとにバフ等々があるおかげで適正難易度以上のバトルの際は脳死プレイがしにくくなっている印象です。

なんていうか、ただのターン性バトルではないのが”アトリエっぽい”感じがします。

シンプルながらも奥深さもある調合

画像引用元:https://store.steampowered.com/app/2586520/_/

アトリエシリーズの核となると言っていいであろう調合要素。

A25の本作でももちろん存在しています。

従来であれば素材を選び、投入順の調整やスキル等を駆使してアイテムを調合していました。

本作では複数のキャラクター(継承スキル)を選び、最後に素材として使うアイテムを1つ選ぶという形式。

さすがに他作品よりはシンプルですが、チョイスする錬金術士とアイテムの組み合わせ次第では性能が全く異なる武器や戦闘アイテムが完成します。

こちらもアトリエらしいですね。

戦闘同様、スマホレベルでしっかりと調合システムを楽しませてくれるな、と感じました。あくまでスマホレベル、でね。さすがに他ナンバリングには劣ります。

美麗なグラフィックで動くキャラたち

アトリエはシステム面が楽しいという魅力の持ち主ですが、キャラクターたちも個性豊か。

どのタイトルでも、カッコいい・カワイイ・面白いキャラたちがプレイヤーを楽しませてくれます。

本作はスマホゲーとしてはかなり高グラフィック。

3Dモデルのキャラたちがいきいきと動いてくれます。

例えばコレ。

youtu.be公式YouTubeチャンネルで各キャラのPVなどが公開されていますが、どれも実際にプレイしている際に見られる映像です。

戦闘時のスキルアニメーションは結構派手で、各キャラ専用モーションばかりなので見ていて飽きません。

また、調合時は新キャラ+歴代キャラたちがみんなで楽しそうにアイテムを製作する様子を見ることが可能。

わちゃわちゃしてて見ていて癒されます。

某エンジン搭載してね?

画像引用元:https://store.steampowered.com/app/2586520/_/

あとまあこれはどうでもいいことなんですが、レスレリやってると某格闘ゲームで有名な「やわらかエンジン」を搭載しているような挙動を見かけます。

というか、調べてみたところこのゲーム「ガスト×Team NINJA×アカツキゲームス」なんですね。じゃあもう確定じゃん。

好みが分かれるところとは思いますが、たまにすごい動きするので思わず笑っちゃいます。DOAを感じたい人にもおすすめだな!

ちょっと気になる部分

ここまで良い面について触れてきましたが、気になる部分もあります。

くーちゃんの声優が変わっている

youtu.beまず個人的にビッグでショックだったのが、ロロナ・トトリのアトリエでおなじみのくーちゃんことクーデリア・フォン・フォイエルバッハの声優がサイレント変更されていたことです。

もともとは喜多村英梨さんだったはずですが、レスレリになって柴田芽衣さんへ変更されています。↑の動画のサムネに書いてありますね。

これは決して柴田芽衣さんの声が嫌だとか、変だとか言っているわけではありません。

変わってるのがさみしいっていうだけの、まあ厄介な意見です。

声自体はとてもくーちゃんっぽく、見事に演技してくださっているなと思います。ありがとうございます。

とはいえこの事実をプレイし始めてから知った(気づいた)ので、びっくりしました。

アーランドシリーズではくーちゃんが一番好きなキャラクターだったのでなおさらそのさみしさは強い。でも

重い

バイスにもよりますけど重いです。普通に。

Galaxy Z Flip 5だと発熱えぐい。

iPad Pro 12.9インチ(M1)だと最高設定でもぬるぬるですが、いちいちロード画面が挟まるのがテンポ悪しですね。

Steam版もいずれ配信予定なのでそれを待ってます。

普通のアトリエがやりたくなる

本末転倒かもしれませんが、レスレリアーナのアトリエを遊んでいるとほかのアトリエ、あえてこういう表現を使いますが、普通のアトリエがやりたくなります。

特に調合は、そこそこできてるとはいえスマホレベルなんですよね。

従来のアトリエ作品であれば1つのアイテムを作るのに試行錯誤して1時間とか経つことがありますけど、レスレリでそれはないし……。

 

なんだかんだ良作な気はする

f:id:hakujolno:20231003192250p:image

つらつらとまとまりのない文を書いてしまいましたが、まあ普通に面白いとは思います。

近年のスマホゲーと同水準かそれ以上の高グラフィックで新キャラや歴代キャラがヌルヌル動く姿は、まあうれしいよね。

チャゲーなのがアレですけど、アトリエファンでない方にも勧められる。

特にかわいい女の子キャラが登場するオタクゲームを求めている人にもおすすめですよ。

 

という感じ。

今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。

ぜひほかのアトリエ関連記事もご覧いただければうれしいです。

revtlier.hatenablog.comrevtlier.hatenablog.com

 

ではまた次回。