ども。
以前、こんな記事を投稿しました。
アイキャッチがライザなせいで釣り記事みたいになってますが、黄昏の錬金術士シリーズについて語っています。
その中で、黄昏シリーズが不評だった要因の1つとして「メルルのアトリエ」がめちゃくちゃ人気だったからという点を記載しました。
そう、ライザで一気に注目を集めたアトリエシリーズですが、以前にもメルルのアトリエで一瞬大きな注目を浴びていたのです。
では、なぜ「アーランド」シリーズが人気を獲得していたのか。
今回はその点にフォーカスをあててみたいと思います。
私は黄昏シリーズが大好きですが、アーランドシリーズも大好きです。
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アトリエ「アーランド」シリーズとは
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アトリエシリーズは、一部例外を除いて基本的に3部作の形式が採られています。
しかし、現状ではまさかの4にあたるルルアのアトリエが突如発売されたことで、まさかの上記5作が販売されています。
でもこれ、新ロロナはロロナのリメイク的なやつなので、実質4作です。
んで、ルルアはなんか急に(なんと8年後)に出たので、当時は一応メルルで完結しました。
ので、3部作です。ということにしておきましょう。
イラストレーターは岸田メル氏
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アーランドシリーズのイラストレーター・キャラクターデザインは岸田メル氏が担当しています。
幻想的で儚いイラストと、アトリエ独特の雰囲気、舞台となるアーランドの中世っぽい世界観が見事にマッチしていました。
男性・女性を問わず、淡い色彩で描かれるキャラクターたちはどれも魅力的な人ばかり。
まさに、アーランドシリーズは岸田メル氏抜きでは語れません。
調合は今と比べると超シンプル
そんなアーランドシリーズは、近年のアトリエシリーズと比較すると調合が非常にシンプルです。
黄昏シリーズ以降、調合時にはアイテムの投入順まで決めなければならなくなりました。
中和剤の種類も増え、属性値などの調節だとかパズル的な要素など、ササっと調合できるシステムではありません。
しかし、アーランドシリーズの調合はそのどちらもなく、ただアイテムを選んで調合開始ボタンをポチっとするだけ。
とてもシンプルです。
日数制限がタイト(特にトトリ)
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アーランドシリーズは、まだ日数制限が存在しています。
ロロナ・メルルはそんなに大変じゃなく、そこまで強く意識しなくてもエンディングを迎えられます。
が、真ん中のトトリ。これまじでえぐい。
めっちゃしんどいです。
周回が前提で、1周目は2周目の準備とまで言われています。
日数がマジでタイトなので、杖を当ててエンカウントするのも要検討。
(トトリに順番が回るのが時間が経過するトリガーであるため)
トゥルーエンドを見るためには、他に9種類ある全てのED条件を満たさなければらないというタフっぷり。
各キャラの交友値を上げ、イベントを漏らさず消化していき……かなり緻密なスケジュール調整が求められます。
マジでえぐすぎて、自分は挑戦しようと思ったことすらありません。
でも見るのはなんか悔しくて、ざっくりトゥルーEDの内容は知っていますが、動画を見たこともありません。
でもトトリのアトリエ自体は大好き。
特に「アーランドがマップとして存在している」っていうのはとても楽しい。
ロロナのアトリエに入るとロロナのアトリエのBGMが流れるのも最高。あとストーリーが他の2つと比べると感動系だよね。
なぜ人気なのか?
ざっくり概要を紹介したところで本題。
なぜ、アーランドシリーズ……もとい、メルルのアトリエは大人気を獲得したのでしょうか。
岸田メル氏のイラストが見事
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キャライラスト、中世っぽい街並み、ファンタジックな装いなど、全てがアーランドの世界観とマッチしています。
また、アーランドは会話時に立ち絵があるのも大きな特徴です。
ストーリーやイベント時の会話はもちろん、お店で買い物するのもいちいち立ち絵が見られてかわいいんですよね。
黄昏以降立ち絵はない(たぶん。あったらごめんなさい)ので……。
ちなみに、この立ち絵廃止は黄昏が不評だった要因の1つです。
人気キャラランキングでも明らか
引用元:https://twitter.com/GustAtelierPR/status/1032190922518192128?s=20tps:https://twitter.com/GustAtelierPR/status/1032190922518192128?s=20//twitter.com/GustAtelierPR/status/1032190922518192128?s=20
2018年、アトリエシリーズは20周年を迎えた記念として人気投票企画を行いました。
上の画像がその結果なんですが、2位・3位にアーランドの主人公2人が揃い踏み。メルルも12位だけどしっかりランクイン。もっと言えばミミちゃん、くーちゃんことクーデリア・フォン・フォイエルバッハ、ケイナもランクインしています。そして我らがステルケンブルク・クラナッハさんまで!
なんだかんだ色んなシリーズのキャラが割とバランスよくランクインしていますが、2位と3位がトトリとロロナというアーランドの師弟コンビが続くのは、アーランドシリーズのキャラ、もといこの2人の人気っぷりがよく分かりますね。
トトリの弟子のメルルさんは……まあでも12位って結構高順位か。"主人公として"は1番好きなんだけどな。
当時はTwitterで下位から1日1人ずつ発表されてた影響で、3位ロロナ→2位トトリが発表されたとき「これじゃ岸田メルのアトリエの人気ランキングじゃんw」みたいなこと言われてましたね。
でも普通にシリーズプレイヤーからしたら、その時点でソフィーが1位かまあ妥当だよねぇって思いましたよね?実際その通りになったし。
今やったら新規ユーザーも多いしライザなんだろうなぁ。
ちなみに私はアーランドだったらくーちゃん>ロロナ(トトリver)>ステルクさん>=メルル>=トトリ(メルルver)って感じの順で好きです。ロロナ以下は順不同かな。クーデリアかわいい
調合システム
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調合がシンプルなのでとっつきやすいのもポイント。
いや、アトリエなのでね。シンプルに見えるだけでもちろん奥は深いし、本気でいいアイテム作ろうとしたら大変なんですけど。
でも普通に遊ぶ分には「素材を選ぶ」→「調合開始」で終わるので、誰にでも取っつきやすい調合システムだと言えます。
BGMは言わずもがな
これはアーランドに限った話ではありませんが、BGMは安定のガストクオリティ。
アトリエ、戦闘、街並み、フィールド、それぞれにぴったりのサウンドが世界を彩ってくれます。
みんなで決めるゲーム音楽ベスト100まとめwikiかなんかで、トトリのアトリエのYellow Zoneって戦闘BGMを「おもちゃ箱をひっくり返したような」と表現していて、すごくいい表現!まさにその通り!と思ったことがありました。
今見てきたらその表現が見当たらなかったので、他の場所かもしれません。
完成されていたメルルのアトリエ
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今でも根強い人気を誇るトトリのアトリエ。ただ、前述したEDのしんどさが問題だった。
その続編にあたるメルルのアトリエは、シリーズ集大成ということもあってシステム周りが完成していたのも大きなポイントです。
なんといっても、エンディング回収の面倒くささが改善。
複数条件を満たしている場合は、好きなエンディングを選べるようになりました。
また、日数制限もさほどしんどくないので、ある程度幅を持って自由にまったりと遊べた(個人的には)という印象が残っています。
シリーズ歴代登場キャラたちの登場・やり取りも良い意味でお祭り感・集大成感があって、とても"楽しい"という言葉がぴったりな一作でしたね。
快適なプレイ体験ができたからこそ、黄昏へのシリーズチェンジに伴うシステム周りの一新で不評を買っちゃったんですよね……こればっかりは仕方ない。
ぜひ遊んでみてね
引用元:https://www.amazon.co.jp/dp/B07FCGX5HJ/
そんなこんなで、今回はアトリエ「アーランド」シリーズがなぜ人気を獲得していたのかについて解説というか、所感を書き残しました。
書いてたら久しぶりにアーランドやりたくなりましたわ。
Switch版買ったけどロロナ以外1度も起動していないので、トトリ→メルルと遊ぼうかしらね。(黄昏もアーシャしか起動してない。不思議は一度も起動していない)
久しぶりにアーランドの空気を楽しみたいな。
そうです、本来はPS3のゲームなんですが、
現在はDX版として
とマルチなプラットフォームで販売されているので、ぜひこれを機会に遊んでみてください。単品でも買えます。
ライザと比べると日数制限がある分ちょっとしんどく思えるかもしれないけど楽しいですよ。
あとDX版のロロナのアトリエは「新」のほうが収録されています。旧ロロナはやらないでいいです。
ということで。
今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。
また次回。
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