ども。
今日は「仲谷鳰」で「やがて君になる」について簡単にご紹介します。
既刊は5。
表紙から察せるかもしれませんが、百合系漫画です。
そんな生々しい描写はされません。
アニメ化も決定されており、10月から放送されるようです。
ざっくり紹介
高校に入学したばかりの小糸 侑(こいと ゆう)は、どの部活動に入るか、悩んでいました。
そんな中、ひょんなことから生徒会の手伝いをすることになります。
そこで、後の生徒会長となる生徒会役員、七海 燈子(ななみ とうこ)と出会うのでした。
物語は、この2人の出会いからスタートします。
恋愛的な観点で見る
この漫画、要するに侑と燈子が百合的な関係を築いていくことになるのですが、一般的には「なんでもできる生徒会長に憧れる」というシチュエーションや設定が多いかと思います(個人的な意見です)。
しかしこの作品はそうではなく、「後輩に惹かれる生徒会長と、それに半ば呆れている面も見せる後輩」という、ちょっと変わった展開を見せてくれるんですね。
歪とまではいきませんが、少しだけ不安定な関係なんじゃないかな…と感じます。
2人の共通点が異性に告白されても「誰にもドキドキしない・できない」というもの。
燈子はそんな「誰にもドキドキしない」侑に惹かれていくことになります。
キャラクター
メインキャラとなる2人だけ超簡単にご紹介。
基本的にこの2人が中心となってストーリーが描かれています。
小糸 侑
一応、主人公というポジションになるのかな?
基本的に物語は侑視点で進行していきます。
自分の気持ちにモヤモヤしたり、最新巻では燈子の歪んだ面から目を逸らさず、まっすぐに向き合っていく様子が描写されています。
七海 燈子
ザ・生徒会長といったキャラクター。
かと思いきや、読んでいるうちに「それはみんなの前だけの演技だ」ということが明らかになる。
自分の姉のように。ただただその思いから行動している少女。
侑の前だけは、弱気な面等々、普段は隠している面を見せてくる。
まとめ
絵が綺麗で、物語もちょうどいいテンポで進行していく印象。
ただ百合百合しているわけではなく、しっかりとストーリーの内容・芯となる部分もあるため、間延びしているような感じはしません。
また「生徒会」としての活動もリアリティがあっていいと感じました(生徒会経験者)。
もちろん、上で紹介した2人以外のキャラクターたちも物語にしっかりと関わってきます。
そんな中でこの2人がどうするのか。といった面も魅力の一つ。
興味のある方は是非。
アニメ化も決定しているので、それを見てからでもいいかも。
百合耐性がない人はちょっとキツいかもしれません。
では次回。