レビュー的なものを書くブログ

とにかくレビュー的なものを綴ります。おそらく本、ゲーム辺りが多くなるのかな。完全に自己満なブログなので、内容はあしからず。1週間に1回くらい更新できたらいいな(願望)。ネタバレは極力しないように意識しています。※当サイトはAmazonアソシエイトリンクを使用しています。

第12回 ロスジェネの逆襲

こんばんは。

今回も今までとは若干毛色が異なります。

 

池井戸潤著、「ロスジェネの逆襲」の紹介となります。

 

ロスジェネの逆襲 (文春文庫)

 

さて、今は文庫版が発売されているこの作品。

3年くらい前に異例の大ヒットを記録した、ドラマ半沢直樹シリーズの小説第三巻です。

私が購入したのは3〜4年ほど前なのですが、冒頭だけ読んで完全に積み本と化しており、久しぶりに頭から読み始めたら一気に読破してしまいました。

 

実は私は、半沢直樹のドラマ自体は所々しか見ていません。

しかし、原作である小説版は1巻、2巻ともに読破済みです。

ドラマではラストシーンで半沢が出向されて終わります。

このロスジェネの逆襲は、その出向された直後が舞台となっているため、ドラマだけしか見ていない方、小説だけの方でも楽しめるのかな、と思いました。

 

 

原作小説の1巻2巻は銀行が舞台ということもあり、銀行絡みの専門用語が数多く頻出していました。

正直、簿記でもかじっている人でもないと読むのが大変だったり、言っている意味がサッパリわからない!という状態に陥ってしまうケースもあったのかと思います。

幸い私は簿記の勉強をしていたため、ある程度の理解はできたのですが、それでも読みながら疲れを感じていました。

 

しかしこのロスジェネの逆襲。

そういった用語はあまり出てきません。

終盤で少し出てきたかな。という印象。

さて、内容は。

半沢の出向先↓

東京セントラル証券という証券会社

vs

東京中央銀行

↑半沢が出向前に所属していた

 

という構造で。

とある企業の買収合戦といえるかもしれません。

 

タイトルにある通り、ロスジェネ…つまり「ロストジェネレーション世代」であったり、半沢の世代であるバブル世代等、「世代」も一つの大きなテーマとなっています。

 さてさて、半沢直樹といえばお馴染み

倍返しだ!

という決めゼリフ。

今回はそれほど多用されていませんというか、ほとんど出てきません。

 

けれど、半沢シリーズの大きな魅力である、痛快な逆転劇であったり、嫌な上司や同僚に臆せず正面からやり合って叩きのめすような…

 

そんな展開がテンポ良く最後まで続きます

とにかく読んでいて気持ちが良い。

そして、面白い。

 

是非、半沢直樹のドラマが好きな方。

ドラマでなく、小説を読んだ方。

どちらもよく知らないけど、興味がある方。

皆さんに読んで頂きたいです。

 

前述した通り、1,2巻に比べると勘定科目等の専門用語があまり出てこないので圧倒的に読みやすい(理解しやすい)ので、オススメです。

 

ドラマ化しないのかなぁ…?

 

 

 

さてさて、実は半沢直樹シリーズはもう一冊、「銀翼のイカロス」というロスジェネの逆襲の続編も発売されています。

 

ロスジェネも逆襲を読み終わり、そのままの勢いで買ってしまいましたので、そちらも読んで気が向いたら紹介しようかな、と思います。

 

以上です。

では次回。

 

 

ロスジェネの逆襲 (文春文庫)

ロスジェネの逆襲 (文春文庫)

 

 

 

オレたちバブル入行組 (文春文庫)

オレたちバブル入行組 (文春文庫)

 

 

 

オレたち花のバブル組 (文春文庫)

オレたち花のバブル組 (文春文庫)

 

 

 

銀翼のイカロス

銀翼のイカロス

 

 

第11回 モウリーニョの流儀

こんばんは。

年が明けました。

今年もよろしくお願いいたします。

 

さて、新年一回目の更新。

今回は今までとは少し紹介するものの傾向が違うものです。

片野道郎さん著、「モウリーニョの流儀」のご紹介となります。

モウリーニョの流儀

 

私、実はサッカー観戦が趣味でして。

ということはもちろん好きなチームであったり、好きな監督がいるわけです。

私の好きな、応援しているチームはスペインの名門「レアル・マドリー

先日、クラブワールドカップで日本のクラブ、鹿島アントラーズと熱戦を繰り広げたクラブです。

 

今回紹介する本はタイトルの通り、モウリーニョというサッカー監督に焦点を照らし合わせた本なのですが、この監督、数年前(12-13シーズン)まで私の好きなマドリーの監督をしていた人物なんです。

 

とはいっても、この本の内容はマドリーの監督に就任する前の、インテル時代のこと…更に言えば、インテル就任1年目のモウについて書かれています。

つまり08-09シーズンですね。

少し前に発売されたものではありますが、たまたま書店で目に付いたので購入しました。

以前から読みたいと思ってはいたのでちょうどよかったかも。

 

さて、では本についてです。

 

この本の筆者がイタリア在住の日本人記者ということもあり、当時の会見等でのモウリーニョの発言や態度、インテルの試合内容、選手たちとモウ本人との関係が色濃く、詳細に書かれていて、読みながら当時の細かい様子まで知ることができました。

 

また、既に知っていたことではありますが、

モウという監督が一体どんな監督で、どんなスタンスで選手や記者、他チームの監督たちと接するのかを今まで以上に鮮明に知ることができたと思います。

 

モウには興味なくとも、サッカーが好きな方なら読んでいるだけで楽しい内容だったかなと感じました。

前述したとおり、この本は当時のインタビューや記者会見での受け答えが丁寧に書かれているので、そこが一番読み応えのあるポイントかな、と思います。

 

現在は新品でなくとも中古で安く入手することもできますので、興味のある方はぜひ読んでみて下さい。

 

では次回。

 

モウリーニョの流儀

モウリーニョの流儀

 

第10回 魔女の旅々 3巻

おはようございます。

星舞です。

さて、昨日!!

私個人的に待望しておりました、白石定規さん著「魔女の旅々」の第3巻が発売されました!!

魔女の旅々 3 (GAノベル)

いつも通りあずーるさんの描く可愛いイラストが表紙です。

てかイレイナちゃん!!短髪!!かわいい!!!!!!!!!!!

取り乱しました。すいません。

GAノベルズ出版です。

 

さて、以前にもこのブログでご紹介致しました魔女の旅々シリーズ。

前回紹介した際は既刊である1巻と2巻をまとめて、割とさっくりと紹介、という感じでした。

この作品そのものの紹介についてはお手数ですが前回記事をご参照ください

第7回 魔女の旅々 - レビュー的なものを書くブログ

では今回はしっかりと3巻を紹介するのか。

というとそんなことはありません。

何故ならまだ読み途中だからです。

 

では、そんなに楽しみにしていたにも関わらずまだ途中なのは何故か。

この作品は一気に読破してしてしまうのもアリですし、全然できてしまいます…

でも!!

 

短編集というのもありますが。

ちびちびと、少しずつ。

ゆっくりまったり読むのが、この本を最大限楽しむ方法なんじゃないかな。

と強く思います。

 

というのも、この作品、ゆったりとした。ふんわりした。

そんな雰囲気・印象を強く受けるんですよね。

と思いながら読んでいると、たまーに思わず涙を誘うようなシーンがあったり。

考えさせられる内容が組み込まれていたり。

どれだけ読んでいても”飽きない”物語が紡がれています。

先述致しましたが、短編集というのも大きな要因なのかな、と感じています。

 

さて、だらだらと書いてしまいましたが。

本当に。

心からおススメする作品、シリーズです。

ほのぼのとしたい方、是非お読みください。

 

ちなみにアニメイト限定版もあるみたいです。

というか私はそれを買いました。

実際に店頭に行くまで知らなかったんですけどね。

少ししたら通常版も買う予定です。

  

 こちらが、今回発売された通常版↓

魔女の旅々 3 (GAノベル)

魔女の旅々 3 (GAノベル)

 

  

そして↓2つが、既刊である1,2巻となります。

魔女の旅々 (GAノベル)

魔女の旅々 (GAノベル)

 

 

魔女の旅々 2 (GAノベル)

魔女の旅々 2 (GAノベル)

 

 

第9回 「The end of escape」 (fripSide × angela)

おはようございます。

今回は昨日(12/07)に発売されました、fripSide × angelaのThe end of escapeについてです。

 

 初回限定盤ジャケット

The end of escape(初回限定盤CD+DVD)TVシリーズ(亜人)第2クール後期オープニングテーマ

 

 

 

通常盤ジャケット

The end of escape(通常盤)TVシリーズ(亜人)第2クール後期オープニングテーマ

 

亜人の第2クール後期OPテーマであるこの曲。

前期はangela × fripSideとして「僕は僕であって」を担当し、10月にリリースしています。

名前の違いから分かる通り、前期はangelaがメイン。

対して、後期はfripSideがメインとなって楽曲が制作されました。

前期の僕は僕であっては完全にangela…なんだけど、fripSide"らしさ"も随所に見られたため、どこか不思議な感じのする、聞きごたえ抜群な楽曲でした。

 

さて、「2016年最後の大型コラボ」として、今回「The end of escape」をリリースしたfripSide × angela

 

今回はfripSide主導の楽曲となっており、シンセサウンドが気持ちいい。

でもやはり今回も、angelaらしい…特にギターサウンド、ストリングスが入っていて。

僕は僕であっても含めて、コラボだからこそ生まれた2曲なのではないでしょうか。

個人的にアウトロのシンセソロがたまらなく大好きです。

 

そしてPV。

firpSide主導のため、いつものfripSide風PVにangelaが参加している、スペシャルな内容でした。

毎回新曲がリリースされるたびにPVで笑っている私ですが、今回は爆笑でした。

とにかくカッコいいPVなんですが、最後がたまらなくステキで、笑顔になってしまうPVです。

皆さんにも是非見てほしい…。

 

The end of escape

The end of escape

 

ちなみに今回は初回限定盤と通常盤の2パターン販売されており、

初回限定盤には「アニメサイズ」と、「PVと、そのメイキング映像+僕は僕であってのメイキング映像」が収録されたDVDが。

通常盤には南條愛乃とatsukoそれぞれパート分けされた音源が収録されています。

 

とてもカッコいい曲です。

fripSideangelaが好きな方や、亜人を見ている方は是非聞いてみてください。

 

では次回。

 

 

 

 

  

僕は僕であって(期間限定盤)

僕は僕であって(期間限定盤)

 

 

僕は僕であって(通常盤)

僕は僕であって(通常盤)