レビュー的なものを書くブログ

とにかくレビュー的なものを綴ります。おそらく本、ゲーム辺りが多くなるのかな。完全に自己満なブログなので、内容はあしからず。1週間に1回くらい更新できたらいいな(願望)。ネタバレは極力しないように意識しています。※当サイトはAmazonアソシエイトリンクを使用しています。

第2回 言の葉の庭

こんにちは。

今回は、現在劇場アニメーション作品で異例の大ヒットを続けている「君の名は。」の監督、新海誠さんの作品。

言の葉の庭」のレビュー、紹介です。

 

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といっても私が今回書かせていただくのは、画像を載せた原作の劇場版ではなく、ノベライズ版となります

 

さて、新海作品としては「君の名は。」の前作に当たる「言の葉の庭

 

タイトルの「庭」が物語の重要な場面というか、場所、です。

 

まず最初に私個人の感想として。

新海誠さんの作品は秒速5センチメートル言の葉の庭君の名は。この3つだけしか知らないいわゆる"にわか"的なファンですが、この3作の中では最も好きな作品でした。

いつかほしのこえとか、約束の場所とか、まだ知らない作品にも触れてみたいですけどね。

 

さて。

劇場版ではこの物語の核となる2人が語られますが、ノベライズ版では語り手がかなり増えています。

 

とはいっても劇場版を私は観ていないので、そうらしい、ということしか言えません。

 

小説内では各話ごとにスポットライトが当たる人物が変わり、

それぞれの登場人物がどんな風にこれまで生きてきて、どんなことを願い想っているのか

何故、こんなにも世界は暗いのか

 

みたいな。そんな気持ちの人たちがそれぞれの恋愛をしたり、近しい人に気付かされたり、そんなお話でした。

 

あとがきを読んだところ、劇場版では語れていない多くの部分も知ることができるそうです。

 

また、万葉集から各話ごとにひとつ詩が引用されていて、後述する透明感をより強めているのかな、と。

 

内容は是非読んでいただきたいのであまり触れません。

私が強く思うのは、秒速5センチメートルのノベライズ版を読んだ時も思ったことです。

それは、新海誠さんの文章の透明感と豊かな風景、人物描写です。

 

文章を読むだけで、映像を見たわけでもないのに、描写されたその瞬間が綺麗な、透明感のあるような場面が頭にすんなりと入ってきます。

気がつくと、自分がその場にいて、あたかも第三者の立場でそこで目撃しているような感覚。

 

 

そういった「世界にのめりこめる」文章を書かれる方は多くいらっしゃいますし、私は基本的にどんな文章を読んでもそのシーンごとにはっきりとイメージが自然に湧いてくるのですが、なんというか、新海誠さんの文章は本当に不思議な感じなんですよね。特に透明感のある世界が頭の中に浮かんできます。

 

さて、あまり長くなってもアレなので。

最後に一つ心に残ったというか、突き刺さった…までいかないけど。

そんなセリフをご紹介。

 

「でも本当に、本当に心の底からなにかを創りたい人は、誰かになにかを訊いたり言ったりする前に、"もう創ってるんだ"」

 

 

この言葉、すごい心に残りました。

ハッとさせられたというか。

ただそれだけなんですけど…

なんか、ね。すごくわかる気がしてしまって。

この前の言葉があってのセリフではあるのですが、自分もそうなんじゃないか(このセリフではなく、前の部分で語られているような人)、と思いまして…。

まあ、そんな感じです。

 

ここ最近で読んだ小説ではかなり面白く、そして心に残り、楽しませてくれた1冊でした。

ご興味が湧きましたら是非読んでみてください。

 

長々と失礼いたしました。

第1回 「黄昏乙女×アムネジア」(漫画)

というわけで。

早速第1回目のレビューちっくな投稿

 

コミック版の「黄昏乙女×アムネジア」を全巻読みました。

 

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簡単に言ってしまえば、幽霊の女の子とその娘を見れる(触れる)男の子が共に学校の7不思議に立ち向かったり、解明(?)するようなお話。

 

ちなみにタイトルそのままが、この作品の状況というか、スタート地点を表しています。

 

まず最初に思ったのは、絵が綺麗。

そして夕子さん(幽霊ヒロイン)がかわいい。

正直言ってしまうと最初はそれほどこの作品には引き込まれなかった。

面白いとは思いましたけどね。

ただ、女の子かわいいなー。

そんな軽い気持ちで読んでいた。

気がつくと、

夕子の過去が少しずつ明らかになっていくことや

登場人物それぞれがどんな気持ちで動いているのか

そして最後の方で

夕子が何を望んでいて…どんな想いを秘めているのか

 

こんな部分に惹かれていた。

 

終わり方については私は大好きです。

というか泣いてしまいました。

心温まるラストです。

 

今調べたらAmazonのレビュー、めっちゃ高いですね

万人受けするっぽいです

 

ちなみにアニメ化もされています。

 

私は観ていないのであまり詳しくは知りませんが、友人と話した限りでは終わり方や、過去の夕子の心情がコミック版とは異なるらしいです。

アニメ版は見たけど原作は…って方や、その逆の方も見比べてみるとより一層楽しいかもですね。

 

 

こんなところですかね。

あと前回書き忘れたのですが、

投稿は超不定期です。

私が書こうと思った時、書けるなと思った時なので。

1日に何個も投稿することもあれば、全くない日もあるはずです。

 

また、作品を紹介する際はネタバレは極力避けるように気をつけているつもりです。

 

ってことを書き忘れてました。

以上です。

ありがとうございました。

 

ご挨拶

こんにちは、こんばんは。

色々な名義がありますが、この場では星舞と名乗らせていただきます。

 

まず最初に

 

このブログに意味はありません。

 

私の自己満足で作っていく場所になります。

不特定多数の方に見られてもいいような文章であったり、内容にしていくつもりですが、基本的にこんな所に需要はないと思うので。

 

ただなにかとレビュー的なことを書いたりして、あとから私自身が見返したら面白いかな、と思って。

そんな軽い気持ちで開設しました。

若干日記みたいなものも兼ねています。

 

さて、本題のレビュー内容についてですが。

基本的に否定的な意見は書きません。

批判は時と場合によってします。

まあ要するに、ネガティヴなことはできるだけ書かないよってことですね

守れるかどうかはわかりませんが、意識はするつもりです

 

そしてどんなものを書くのか

基本的にその時その時で全然違うのかなと思いますね

 

今現在私は「黄昏乙女×アムネジア」を読んでいて、最終巻のこり半分くらいの段階でこの記事を書いています。

おそらく、初の投稿はコレになるかなと思っています。

 

また、漫画に限ったりとかはしません。

特定のジャンルだとかだけでなく、ただただ私が読んだ作品、プレイしたゲーム、食べたもの、使ったもの。

 

何でもかんでも、気が向いたら書いていく、そんなゆるーい感じですので。