ども。
先日はfripSideの長文記事を投稿しました。読んでくださった方、ありがとうございます。
どうせなら1曲というか1シングル・1アルバムずつ紹介すればいいじゃんと思ったので、今日からチマチマと書いてこうと思います。
シングル・アルバムごっちゃでリリース順にいきましょう。
1回目は「only my railgun」です。
リリースは2009年
言わずと知れたfripSideの代表曲であり、たぶん、最も知名度の高い曲でしょう。
他のユニットとかにカバーなんかもされまくっています。
……ので、ご存知の方もかなり多いでしょう。
とはいえ、リリースは2009年11月4日。もう、12年も経つんですね。
近頃はバンドリ初出曲と勘違いされてるネタなんかもありました。12年前の曲となると、現在の学生の中では知らない方がいてもおかしくないと思います。仕方ない。
とある科学の超電磁砲OPタイアップ
only my railgunはアニメ「とある科学の超電磁砲」のOPタイアップ楽曲です。
fripSideとして2度目のデビューシングルである本楽曲が当時「バズった」要因は主に3つあると思います。
- デジタル楽曲のクオリティの高さ
- 「超電磁砲」との相性が良すぎた&OP映像がカッコ良すぎた
- 歌詞の秀逸さ
当時の人気は圧倒的とも言えるレベルで、あの「けいおん!!」を抑えて年間人気ランキング1位を獲得したほどです。
そして2021年現代でも、人気アニソンランキングなどなどで常に上位に食い込んでいる凄い曲です。まさにfripSideの代表曲と言えるでしょう。
あまりにもクオリティの高いデジタルJ-POP
only my ralgun、もといfripSideは、皆さんご存知の通り「デジタルサウンド」ゴリゴリなのが特徴的なユニットです。
「デジタルJ-POPの灯を絶やさない」というテーマの通り、シンセサウンド全開な楽曲が特徴であり、魅力であり、根強いファンがいる理由です。
fripSideファンの中には稀に「アニソンは全く興味がない」という人もいます。
そういった方々は、元々小室哲哉氏や浅倉大介氏らを代表とするデジタルサウンドが好きだから、という理由でfripSideも好きってパターンです。
「デジタル」な曲はfripSideが根強い人気を得続けている人気の1つであり、その音の虜になった固定ファンたちを掴んでいる要因だといえるのです。
たまに「only my railgunを初めて聴いた時の衝撃」なんて表現されることもあるほど、デジタルJ-POPとしてクオリティが高く、当時のアニソンにおいて良い意味での「異質感」があったといえるでしょう。
「超電磁砲」との相性が良すぎた&OP映像がカッコ良すぎた
アニソンは、楽曲だけでなく「映像」・「タイアップ先アニメ」も非常に重要です。
OP・EDならそれぞれ映像、挿入歌であれば流れるシーンなど、映像のクオリティや相性次第で、どれだけ曲自体が良くても評価されないなんてことになりかねません。
その点、八木沼悟志の生み出すデジタルサウンドと「科学」・「超電磁砲」といった世界観との相性は最高でした。
そして、OP映像も素晴らしかった。
今見返してみたんですけど、上手いこと超電磁砲主要キャラたちを紹介している感がありますよね。
OP映像を見ただけで、超電磁砲や禁書目録のことを知らない人が見ても下記のことを読み取れるかなと思いました。
- 佐天さんと初春が仲良しなこと
- 初春と黒子が腕章を付けている→何かしらの仕事的な何かをしていること(=風紀委員)
- 美琴は上条当麻を意識している(もしくは、ライバル的な?)
- 黒子は美琴が大好き
- 教師(?)が警備兵みたいなこともしていること(=警備員(アンチスキル))
要するに、キャラたちの紹介をしっかり行いつつも、それでいてカッコいいってことです。
ただ、個人的にはLEVEL5-judgelight-のがOP映像はすこ。マジでカッコいい。
当時中学生だった私を一瞬で虜にしました。鳥肌半端なかったな。
サビ入った後の黄泉川愛穂・鉄装綴里警備員2人組の壁からの飛び出し→射撃
美琴と黒子の連携・バックステップ……と、この記事はomrでした。また次の機会ということで。
歌詞が秀逸
only my railgunの作詞は、八木沼悟志とyuki-ka。
この歌詞がまた、超電磁砲の内容と見事にマッチしているんですよね。
個人的に好きなのが、アニメOP部分には含まれていないんですけど2番のBメロ。
宙舞うコインが描く 放物線が決める運命
打ち出した答えが今日も 私の胸を駆け巡る出典: only my railgun/作詞:Satoshi Yaginuma、yuki-ka 作曲:Satoshi Yaginuma
オシャレすぎる。
美琴はレールガンを撃つ時コインを宙に浮かせてから撃つことが多いですが、その情景が自然と浮かんでくる、本当に秀逸な歌詞だと思います。想像しようとしなくても浮かんでくるよね。
ちなみにyuki-kaさんは1期後半から2期初期に作詞していた方ですが、最近はめっきり名前を見ません・・・。
話題を呼んだMV
fripSideといえば、MVで毎回誰かしらの著名人が登場するのが有名です。
芸人率が高いですが、過去には考古学者の吉村作治氏や茅野愛衣さんなど、幅広いゲストが登場しています。
そして、その原点とも言えるのが本シングルでした。
MVでは超電磁砲を彷彿とさせる、いろいろな種類の「仮面を着けた超能力者」が登場します。
スプーンを曲げてみたり、サイコキネシスみたいなことをしていたり……
そんな中、黒装束を身に纏った、明らかに黒幕みたいなボスキャラ感を醸し出している奴が出てくるんですよね。
黒幕は超有名マジシャン
曲が進んで黒装束を脱ぎ始めたと思ったら、真っ赤な服が露わに。
満を持して仮面を外した!!!……と思ったら、なんと
それまで結構シリアスだったMVが一転、彼のネタ披露の場になってしまいます。
このシリアス→コミカルのギャップがまたfripSideらしさ。
批判的な人も中にはいますが、ニコニコ動画では「fripSideの恒例行事」タグがあるなど、良い意味で注目・話題を集めていました。
実際、2期fripSide書記はライブイベント出演時もマギー一門がゲストで駆け付けたりして盛り上げるのに大活躍してくれていましたよね。
ちなみにonly my railgun -version 2020-では、マギー一門が集結するめちゃ豪華なMVになっています。
fripSideの恒例行事は賛否両論の面もありますが、なんだかんだ自分は好きですね。
今回は誰だろう?って楽しみもありますしね。
カップリングは秋曲「late in autumn」
本シングルのカップリング曲はlate in autumnです。
デジタルチューンでありながらもしっとりとした曲調が耳に残ります。
歌詞がめちゃくちゃ失恋ソングなのも特徴でしょうか。
情景が鮮明に思い浮かぶ言い回しがすごい。
ぜひカップリングも聴いてくださいね。
fripSideってユニット名の由来「全部の曲をA面のつもりで作りたい」もありますから。
こんな感じでいこうかしら
と、いうことで。
超ざっくりではあるんですが、only my railgunについて紹介をしてみました。
せっかくなので、これからシングル・アルバム共にリリース順に紹介できれば、と思います。
続けられればいいけど、どうかしら。ほどほどにがんばります。
順番通りいくので、次はLEVEL5-judgelight-になりますね。
次の更新は全く違うものになる可能性もありますが、どうぞよろしくお願いいたします。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
ではまた、次回。