ども。
お久しぶりになってしまいました。
今回は、本ブログでも既に取り上げたことのあるシリーズ。
「半沢直樹シリーズ」の最新作である「アルルカンと道化師」について、ざっくりと呼んだ感想的なものを書き連ねていこうと思います。
これまでは「半沢直樹」というシリーズ名はタイトルにありませんでしたが、本作よりつくようになりましたね。
まあ、これまでが分かりにくかったともいえるかもしれませんが…。
ドラマについて
本ブログでは、つい先日まで放送されていたドラマ版の第2シーズンにあたる「ロスジェネの逆襲」と「銀翼のイカロス」については既にご紹介済です。
当時はドラマの続きが放送されないのかなーと期待していました。
ようやく…自分的には3年半越しに実現したということですね。
ドラマ版は原作と大分話が違ってて、あれはあれで面白かったです。
個人的に思ったんですが、あくまで話の展開や流れは原作準拠でありながらも、人気・主要キャラを全員絡めてフィナーレまで持って行ったドラマ版の脚本は見事だなと思いました。
痛快・爽快でしたね。
もし興味ある方は、原作もぜひご覧になってみて下さい。
まあ、それはいいとして本題に入りましょう。
そもそもアルルカンと道化師について知っておきたい前提知識
さて、まず本作を読む前に知っておきたいポイントが1つあります。
それは、前日譚であるということです。
アルルカンと道化師は前日譚である
そう、新作は新作ですが「銀翼のイカロスの続き」ではありません。
むしろ第1巻「オレたちバブル入行組」よりも更に前に遡ります。
このことを知っておかないと、読み始めてから無駄に混乱してしまう可能性もありますのでご注意を。
前日譚だからといって買うのを躊躇うのはもったいない
ちなみに私は買う前にアルルカンと道化師が前日譚だということを知った時、ちょっとだけ躊躇いました。
というのも、銀翼のイカロスが個人的にあまりにも面白すぎたので。
純粋に続きが読みたかったんですよね。
そして、第1・2巻も面白くはあったんだけど、そこまでではなかったというのもありまして。
ちょっとだけ躊躇ってしまいました。
しかし結論からいうと、買って大正解。
めちゃくちゃ面白かったです。
今回も半沢直樹は真っ向勝負
まず半沢直樹シリーズの面白さというのは、人間の意地汚さや権力闘争、派閥争いが生々しくドロドロと描かれていることに起因すると思います。
時には理不尽な状況や要求が当たり前に降りかかってくる中、主人公の半沢直樹がそれに真っ向から立ち向かっていく姿。
見事なまでに論破していく姿は、ドラマ同様痛快です。
本作でもその流れは全く変わりません。
横柄な上司、責任を擦り付けようとする相手に真っ向から立ち向かっていきます。
読み終えた時に感じるのは「清々しさ」という言葉がぴったりでしょう。
毎度のことですが、後味の良い終わり方で物語は締まります。
まとめ
なんか読み終えた勢いでざーーっと書いて、支離滅裂な気がします。
本の魅力が伝わらないひどい記事になってしまいました。
こんなの投稿するのもちょっと迷うんですけど、とにかく。
このことだけは伝えたいです。
シリーズファンの方はマストバイ。
ドラマが面白かったって人も、絶対読みましょう。
後悔はしない……ハズ。
以上です。
ブログ読んで下さりありがとうございました。
コメント・感想お待ちしております。
原作未読の方は、ぜひ原作も読んでみて下さい。
特に先日までドラマが放送されていた3,4巻は、登場人物とか大分違います。
たとえば大和田は一切登場してきません。
黒崎も、銀翼のイカロスで金融庁検査で出てくるだけ。3巻では登場しません。
あと旧T・旧S絡みの頭取の立場とかもちょっと違います。
原作は原作でめちゃくちゃ面白い(特に銀翼のイカロス)ので、ぜひ読んでみて下さいね。