どーもどーも。
今回は「佐々木ミノル」で「中卒労働者から始める高校生活」です。
労働者は「ワーカー」と読みます。
既刊10巻
ざっくり紹介
この漫画はタイトルの通り、
「中卒で就職した主人公が通信制の高校に通うお話」
です。
その高校で様々な出会いがあり、友人関係、恋模様が色濃く描かれています。
通信制高校ということで年齢も様々で、本当に高校生の年代の人もいれば、老人までいる中での生活となります。
作者が若い頃に通信制高校に通っていた経験があるそうで、実体験がベースとなっているエピソードもあるみたいです。
この作品の恋愛描写
恋愛面で失敗を恐れる・思考パターンがマイナス過ぎるあまり、
とにかく「すれ違い」や「勘違い(マイナス思考)」によるトラブル・ケンカ的なものに発展することが多いです。
最終的に解消されていくのですが、人によっては読んでいてモヤモヤしたり、イライラを感じるかもしれません。
ただ、そのすれ違いなどが解消された時や、思いが通っているときはほんとに微笑ましい。
キャラクターの背景が重いこともあり、幸せになって欲しいな、なんて感じます。
キャラクターについて
この漫画は、主人公とメインヒロイン以外にも上手くフォーカスを当てながら物語が展開されています。
基本的には主人公メインですが、他のキャラクターたちの恋模様や、過去エピソードが掘り下げられているのが特徴です。
そんな登場キャラクターの中から、主人公とメインヒロインの2人を簡単にご紹介。
主人公:片桐 真実
本作の主人公で、タイトルを指すキャラクター。
家庭の事情で中卒で就職をし、工場で勤務。
仕事に熱心に取り組んでいて、職場の仲間・上司からの信頼も厚い。
恋愛では超マイナス思考で、すぐに悪い方向へと考えてしまう。
が、物語が進むにつれ成長している様子も見られる。
メインヒロイン:逢澤 莉央
いわゆる「お嬢様」で、非常に裕福な家の娘。
とある事情で通信制高校に通うことに。
あることに頭を悩ませて苦しんでおり、物語中ちょっと胸糞な描写が続く。
ただ、胸糞パートはスカッと解決(?)するので安心です。
恋愛で悩む様子が非常に可愛らしい。
基本的には、この2人の恋模様が描かれる作品です。
まとめ
通信制高校が舞台の作品で、ありとあらゆる人が集まるカオスな学園生活。
ジャンルとしては恋愛&学園モノといったところでしょうか。
恋愛漫画として普通に胸キュンするので、そういうものが見たい人はいいかも。
ただ先述したように、すれ違い的シーンが多々あるのでモヤモヤイライラすることは必至。
そういうのが苦手な人は避けた方がいいかもですね。
それを乗り越えた先の胸キュンって感じでしょうか。
今回はこの辺で。
では次回。